旅は続くよ。京都編。

さて、大阪から京都へとやってきました。
が、大阪と違って特にこれといった用事があったわけではありません。
突然に行けることになったので全く下調べをする余裕もなく、単にちょっとぶらぶらしようかなと、その程度。



まぁ、敢えて言えば・・・


以前、鳥越碧さんの『漱石の妻』をご紹介したのを覚えている方いらっしゃるかな？



これは夏目漱石の奥様についてのものですが
鳥越さんは他にも日本の文人について書かれていまして、その中に俳人正岡子規の妹の視点で書かれた『兄いもうと』という著書があります。

正岡子規というと病弱なイメージがありますが、学生の頃はとっても元気でまだ‘輸入’仕立てだった野球に熱中したりしていますし、とっても行動的。
そしてこの時代の学生の気質なのでしょうか。夏目漱石も正岡子規も帰省や旅行など折に触れて京都の名所のあちこちを巡っているのです。
感受性の豊かな彼らはきっと多くのものを京都で感じたはず。

「私も同じものを感じてみたい。」
敢えて言えばそれが今回のテーマでした。

なので、なんとなくゆかりのありそうなところをできるだけ歩く。そんな感じ。。。
（結局、気分だけで実際はノープラン。。。）




なんだか前置きが長くなっちゃいましたが・・・


もちろん忘れておりませんよ。
やっぱり何処に行っても猫は頭にあります。

まず京都駅に着いた途端に目に付いたのがこのポスター。



浮世絵の中の猫を集めた展示‘　にゃんとも猫だらけ展　’！！！

「絶対面白いでしょ行くぞー。」と思ったものの・・・上部を見てガッカリ。
「次回予告か・・・。」


落胆しつつも、気を取り直し
歩いている時にどこかで会えないかな？とにゃんこを探しつつ行くことに。


しかーし


暑かった京都。
歩きながら猫を探すもしっぽの先さえも見ることができず・・・



「あ！いた！！」

と思ったら・・・



ごみのカラス避けでした。。。


あー、この日は本当に暑かった。
なのでみんな涼しいところに避難していたのでしょうね。


そんなこんなで落柿舎やら仁和寺やら相国寺やら色々巡ってフラフラになりながら最終的に辿り着いた円山公園。
そこの売店で贅沢にも宇治金時かき氷を買い、山と盛られた氷を落とさないように大事に食していたその時、近くのワンコが吠えたのです。

『もしや？！』と思って振り向くと、

そこには期待通り走り去っていく猫さんの姿が！！

慌ててかき氷を完食し（と言っても２０分ほどかかっていたかも・・・）、走り去った方向へ歩いて行くと



しましまくん発見

「何してるんだろう？」と覗き込むと、着物姿のきれいなお姉さんを熱心にナンパ中でした
残念ながらあえなくふられちゃったけどね・・・。

そしてもう少し行くと仲間達がいたりして、のびのびとみんなで暮らしているようでした。
猫達を可愛がっている方もいる様子。
福福顔のにゃんたちを見て、私も幸せな気分で京都の夕暮れを迎えることができました。


（他の子達の様子や京都旅行の様子は写真ブログでＵＰ中です。よろしければご覧くださいね。零れ一葉）
（また関西に行く機会があると思うので、「ここに猫ちゃんたくさんいるよ～」とか「素敵な猫雑貨屋さんあるよ～」などの猫情報ありましたら教えていただけたら嬉しいです）


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　予告

この秋、京都で猫毛祭りが開催されます。関西方面の方はこの機会に是非行ってみてください！
私もこれを口実に（?!）また京都に行こうと思ってます
詳しい内容・スケジュールは蔦谷Ｋさんのブログをご覧くださいね☆