ブラックエンジェル

今日はエンジェルクラブの話題です。
（エンジェルクラブとは？こちらをご覧ください。）
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ウリ　『クロスケ殿の認定証ができましたのでお渡ししますね。』





クロスケ　『ありがとうございます、ウリ殿。』

ウリ　『いいえ。お礼を申し上げるのはこちらの方です。
　　　クロスケ殿にエンジェルクラブにお入りいただけて本当に嬉しいわ。』




ウリ　『でも何故エンジェルクラブにお入りになったのですか？』

クロスケ　『それは
　　　　　　少しでもパパさんとママさんのお役に立ちたくて。

　　　　　　エンジェルクラブが設立されたのを知って
　　　　　　私も世界の平和の為に力になろうと入会したのです。
　　　　　　エンジェルクラブは
　　　　　　人間と猫達の共存共栄を目的としているでしょう？
　　　　　　それがきっとパパさんとママさんの為にもなると思って。』




クロスケ　『地上にいた頃の話をすると少し長くなるのですが・・・。』






クロスケ　『あの日のことは忘れません。
　　　　　　大晦日のあの日、私を可愛がっていてくれたはずの人間が
　　　　　　私を置いて出ていってしまったのです。
　　　　　　住み慣れた家は空っぽ。
　　　　　　私はその扉を開けることもできませんでした。
　　　　　　その日から私は孤独でした。
　　　　　　でもきっと帰ってくるはずだと信じて
　　　　　　ずっとずっと待ち続けたのです。
　　　　　　だけど、いくら待っても誰も戻ってきませんでした。
　　　　　　悲しくて悲しくて・・・。
　　　　　　泣いて泣いて涙も枯れ果てて。
　　　　　　そして私はもう人間なんて信じないでおこうと決めました。』




ウリ　『なんて悲しいお話でしょう。
　　　クロスケ殿はとてもつらい想いをされたのですね。』


（さてさてクロスケちゃんはどこのお家の子？続きは明日。）


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