デビルクラブナイト 第四夜

　　  ～第四夜～　

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マロン　『他の同居猫と仲良くしてるだと～。
　　　　　オイオイ。何を甘っちょろいこと言ってやがんだよ。』



マロン　『俺のウチには真っ白な妹がいるんだが
　　　　　そいつがどうもエンジェルにゃんくせえんだ。
　　　　　だから俺はいつもそいつの力を増大させないように
　　　　　脅してやってるぜ。なはは。』

雷銅　『ボクにはにいたんがいるでシ～。
　　　　クリンクリンの目と体でいつもママを誘惑してる危険猫でシ。
　　　　だからボクはいつもそいつを見張ってるでシよ。
　　　　怪しい行動が見られたら、即攻撃してやってるでシ～。ニヒヒ。』

ノア　『ぼ・僕はマロンお兄ちゃんと一緒に暮らしてますが、
　　　　真っ白にゃんこのリリーたんが大好きです～。
　　　　でもここは黙っておくべきですかね・・・・ﾓｺﾞﾓｺﾞ。』





マロン　『エンジェルにゃんはやっつけろー！』

雷銅　『疑いのあるヤツは先制攻撃で弱らせてやれでシー！！』

ショーン　『兄貴なんてぶっ叩けー！！！』





おっと。

いつも沈着冷静なオレがつい一緒に叫んじまったぜ。






だが、オレの兄貴は憎っくきエンジェルにゃんだ。

エンジェルにゃんは発見し次第

即刻攻撃し、敵方の勢力の脆弱化をはからなければならない。





そして

それ以外のやつらはどんな手を使ってでもデビル軍に引き入れるんだ。

仲良くなって気を許したところで誓約書を交わさせるもよし。

どつきまわした挙句に心服させるもよし。

もちろん引き入れる相手は猫だけじゃないぜ。

犬やうさぎやカメやらどんな動物でも

ありとあらゆる生物を味方につけるんだ！！！





今回集まってくれた諸君には

正式なデビルにゃんとしての証である指令書を発行する。

受け取ってくれ。





 （それぞれお持ち帰りくださいね。）


いいか。エンジェル軍に勝利するにはまず勢力の拡大が必須だ。

まだ全国各地にいるであろうデビル達を探し出すと同時に

どこにも属していないやつらの魂を抜いてオレ達の操り人形にするんだ。

そして特に人間どもにその魂を捧げさせるべく努力してくれ。



では、今回の会議はここまで！

解散だ。



遠い道のり、気をつけて帰れよ。

いい報告待ってるぜ。

～第一話・完～

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数日に渡りお付き合いありがとうございました。
デビルストーリーいかがだったでしょうか？
また、クラブにご入会くださった面々の画像提供に心より感謝申し上げます。なお、クラブ開催中の画像はデビルクラブ参加者の方はご自由にお使いくださいね。
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